和菓子・中京区
先斗町駿河屋には、色々お菓子が置いてあって他にも有名なのがあるかもしれないんですが、今回取り上げるのはひと口わらびです。「わらびもち」と一言で言っても種類がありますが、ひと口わらびは中に餡が入っているタイプのわらびもちです。
ひと口わらび(1個 231円) ↑中身はこんな感じ
さすがは先斗町。レベルが高い!
餡はこし餡です。ここもやはり使っている水が違うのでしょう。後味がとても印象的です。スーッと口の中に消えていく感じです。甘さの加減も絶妙。
外側のわらびもち。めちゃ柔らかいです。口に入れた瞬間、餡と一体となります。そして最後は餡と一緒にスーッと消えていきます。もちろん、きなこは全く邪魔をしていません。
どうでしょう?このわらびもちの主役は餡ではないでしょうか。しかし餡だけで食べると何だか味気ない。わらびもちで包み、きなこをかけることによって、いっそう餡の良さが引き出される。素晴らしい組み合わせだと思います。
値段は高価ですが、先斗町という立地条件や、洗練された味などを考えると納得です。もちろん普段食べるお菓子のように気軽に買えるようなものではないですが、少し上品さを求めるのなら打ってつけの一品でしょう。
<お店情報>
先斗町駿河屋
中京区先斗町三条下ル材木町187
定休日 火
営業時間 10:00~21:00(日祝は~18:00)
電話 075-221-5210
※先斗町三条(先斗町の北端)をちょいと下がった西側。店の北東側に歌舞練場があります。)